肯定文での some と any の違い - 次世代型個別指導塾アチーブメント -Achievement-

肯定文での some と any の違い

前回 の続き。


今日は肯定文で使う some と any の違いについて書いていきます。


肯定文で使う any は「どんな~でも」というように後ろの名詞を強調します。

  ex.) I like any Japanese movie.
    私はどんな日本映画でも好きです。


some の場合は「いくつかの、多少の」という意味で、あとに続く人や物の数量を漠然と表わすときに使います。

  ex.) I like some Japanese movies.
    私はいくつかの日本映画が好きです。


さて、この例文、any の方は movie と単数形になっていますが、some の方は movies と複数形になっている点に注意が必要です。

some Japanese movies は「いくつかの日本映画」と言っているのだから複数形になるのは分かりますね
けど any の方は単数形になる理由は、調べてみてもいまいち納得のできる答えが見つかりません。

なので自分なりの解釈ですが、

any の方の「日本映画」は作品そのものではなく「日本映画というジャンル」を指しているから単数になる

のだと思います。

日本映画ならどんなものでも好きです、と読み替えたほうが分かりやすいかもしれません。日本映画の作品数でとらえているわけではないので単数形にしないといけないのでしょうね。



ということで some と any の違いをしっかりと押さえておいてください(^^)

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