先週書いた「some と any の使い分け」の続き。
中学生の英語では「some は肯定文」「any は疑問文や否定文」に使う、と習いますが、全てがそのルールに当てはまるわけではありません。
肯定文で使うことが多い some ですが、疑問文でも使えます。
疑問文に some を使うのは相手が Yes と答えることを期待/想定している場合。
ex.) Do you have some money?
お金、持っていますか?(いくらかは持っていますよね)
これが any だと、
ex.) Do you have any money?
お金、持っていますか?(持っていませんよね)
というように否定的なニュアンスになります。
ですので、疑問文に対する答えに Yes を期待/想定する場合は some を使うのですね。
あとは、人にものをすすめるときも、
ex.) Would you like some coffee?
コーヒーはいかがですか?
Yes を想定しているから some を使います。
some と any のイメージとして、
some → 「ある」ことを想定している
any → 「ない」ことを想定している
というニュアンスの違いがあることを覚えておきましょう。
次回は「肯定文での some と any の違い」について書いていきます(^^)
コメントをお書きください