「わくわく文庫」とは、「聴く力」と「読む力」を育てる速読・速聴メソッドです。
パソコンに収録された朗読を聞きながら読書をするので、読めない漢字があったり、読書が苦手なお子様でも楽しく物語を読み進めることができます。
当塾の講座 「“速読聴” 読書くらぶ」 は、「本を読むことが好きになる」 ということを第一に、将来の学力の土台となる 『国語力』(聴く力、読む力、書く力、語彙力) と 『集中力』 を育てるカリキュラムです。
1回の受講時間は45分。
(1) わくわく文庫で音声を聞きながら楽しく読書。 速読・速聴のトレーニング。 <20分>
(2) その日読んだ本の内容をヒアリング。 感じたことや想いを言葉にして伝えるトレーニング。 <5分>
(3) 読書マップ、感想文にアウトプット。 言葉を文字に変え文章を作るトレーニング。 <20分>
学力が伸びない生徒の特長の一つは 「聴くことができない」 ということ。
塾でも学校でも授業をちゃんと聴くことができていなければ、その授業の内容をしっかりと理解する、なんてことは当然できませんよね。
「わくわく文庫」で読書をすると、目で文字を読むスピードと同じ速さで耳からも朗読音声が入ってきていす。
より速いスピードで音声を聴けるようになってくると様々な効 果を生みます。
人の話がゆっくり聞こえてきて、よく理解できるようになったということや、ゆとりを持って人の話が聞けるようになった、また英語のリスニン グなども良くできるようになったということも、沢山報告されています。
学力が伸びない生徒の特長として 「読むことができない」 ということも挙げられます。
問題をちゃんと読まなかったり、答え合わせのあと不正解だった問題の解説を読もうとせず、先生に教えてもらうのを待つだけの受け身の学習姿勢では当然学力なんて伸びません。
普段読むことをしないから問題や解説を読むことにエネルギーを向けられないのです。
「わくわく文庫」での読書に慣れ、速いスピードで聴きながら読書していると、普段学習をするときなどでも、段々速い速度で文章が読めるようになっていきます。
書く力、すなわちアウトプットする力です。 書く、だけでなく、話す、伝える、表現する、といったことも含まれます。
読書くらぶでは、「わくわく文庫」での読書のあと、マインドマップの技法をつかった読書マップに自分の感じたことや印象に残った場面、登場人物の性格や関係などを書き出して整理したり、読書感想文を書くことでアウトプットする力を育てていきます。
本をたくさん読む子どもは、本を読まない子どもにくらべて圧倒的に語彙力(ボキャブラリー)が豊富です。
岸本裕史先生が成績別に読書量や語彙数を調査したデータがこちらなのですが、
その差は一目瞭然ですね。
「理解する」とは、そのことがらを自分の中にある知識や言葉に置き換えて納得することです。つまり知識や言葉をたくさん知っている(語彙力が豊富である)ほど理解する力は高くなります。
「わくわく文庫」の朗読スピードは0.5倍から10倍まで変えることができます。
慣れてくると少しずつスピードを上げていき、小学校高学年ともなれば4倍、5倍といったスピードで読書が出来るようになってきます。
このように速いスピードで音声を聞きながら読書をすることは、体験していただくとすぐにわかりますが、非常に高い集中力を要します。
また、次々に入ってくる情報を速く処理しようと脳がどんどん活性化され集中力が高まっていくのです。