まず結論から言ってしまうと、君たちが「勉強をしなければならない理由」
なんてものはありません！

義務教育という制度において、子どもに教育を受けさせる義務を負うのは親で
あって、子どもに教育を受ける義務はありません。
子どもが有しているのは教育を受ける権利だけです。

また、親が子に勉強をさせようとするのは、我が子に幸せに生きて欲しい、と
いう想いからくるエゴでしかありません。
じつは勉強が出来るからといって、それだけで幸せになれる保障なんてどこに
もありません。

じゃあ勉強しなくてもいいんじゃないの？、、、というわけにもいきません。

君たちが生活するために必要な衣/食/住の面倒を親に頼っているうちは、当然
ある程度は親の言うことに耳を傾ける必要があります。

つまりしっかりと勉強をして親の希望に応えてあげることは、君たちの生活に
おける自由度を高めることに直結します！

また、今の社会の仕組みとして、君たちが大学に進学するか、就職するまでは
君たちに対する評価のほとんどは学力というモノサシで計られます。

テストの点だけで判断されたくない、という声も聞こえてきそうですが、裏を
返せばテストの成績さえよければ勝手に高い評価をしてくれるということです
よね？

そしてテストの成績というのは、単純にその試験範囲における勉強をどれだけ
がんばったか？、が数値として表れたものでしかありません。

つまり、勉強を頑張れば頑張るほど、学生時代を楽しく自由に過ごすことが
出来るようになるんです！

さて、ここまで色々と話したけれど、どうだろう？
はじめに「勉強しなければならない理由はない」と言ったけれども、君たちは
勉強を「する」のと「しない」のと、どっちのほうが良いって感じたかな？

多分みんな本当は勉強したほうが良いって、勉強できるようになりたいって、
そんなことはわかっているんだと思います。

だからアチーブメントでは、一番はじめに「君たちが勉強する理由」を一緒に
なって考えたいと思っています！