英語の長文問題が苦手な受験生の為に、問題を解くコツについてです。
1. 問題の解き進め方 <読みながら解く>
まずは問題をひと通り確認した上で本文を頭から読んでいきます。あとは、
本文の設問箇所にぶつかったら問題を解く
↓
続きの本文を読み進める
の繰り返し。本文を読み終わったら問題も全部解けている、という感じです。
「先に本文を全部読む」や「設問の近辺だけを見て答えを推測する」というやり方よりもリスクの少ない良いやり方だと思います。
2. 本文の読み進め方 <意味のカタマリごとに区切って前から順に読む>
次に本文の読み方ですが、「意味のカタマリごとにスラッシュ( / )で区切って前から順番に読んでいく」やり方がおすすめ。
英語は基本的に、「誰が/何が(主語)」「どうした(述語)」があって、そのあとに「誰に/どこで/いつ」などが続くだけなので、このやり方でだいたい意味は取れると思います。
問題は「意味のカタマリごとに区切る」と言うけど、どこで区切ればいいの?、ということだと思いますが、基本的には、
①前置詞(in, on, of, for, with, to, by, …)の前で区切る
②接続詞(when, that, but, because, …)の前で区切る
③「, (カンマ)」の後で区切る
④主語が長い場合は主語の後で区切る
この4つくらいを頭に入れておけば大丈夫だと思います。
他にも色々と大事なことはあると思いますが、まずはこの2つだけ覚えて実践してみて下さい。
ということで次回は大阪公立入試の過去問を使って「実践編」を書いてみます(^^)
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